行動するには小さな失敗データを集める

結局、行動は全部「小さな失敗データを集める」だ。

 

俺が動けないのは

俺に気合がないから。

そういう事って良く思ってしまう。

だがそれは全然違う。

 

考えの方向性が間違っているだけ。

行動できない時、大抵人は

いきなり成果を出そうとしてしまっている。

 

最初から成果を出すのは無理。

図面を書かずに家を立てられる人はいない。

プロでもそうだ。

だけどそれと同じ事をやろうとしてしまう。

 

結局、何をするにも

小さく失敗して修正する。

それを繰り返すしかないし

それが最短の方法だ。

 

家を建てることだけじゃない。

料理でもそうだ。

完璧なレシピを見ても料理自体はじめてなら、

レシピを読む勘所がわからない。

 

人間がそんなに

調味料の分量を間違えるなんて思わない。

だが実際に失敗してしまう。

 

じゃあ計り間違えない方法を思いつく。

味見をする重要性に気づく。

その繰り返しで僅かずつ、

自分では感じられない程度少しだけレベルアップする。

 

だがそれを繰り返していけば、

その内、初見の料理でも

簡単なレシピがあれば何となく作れるようになる。

 

人間は賢い。

だから最初から完璧を目指すと行動できなくなる。

それだけの話だ。